2015年5月11日月曜日

情報処理技術の力で人々の健康な生活を支える医療情報学科

昔から,医療は情報処理そのものでした.医師は,患者から問診や検査を通じてデータを集め,医学知識を使って集めたデータから情報を抽出し,その情報を使って患者にとって最善の治療方法を選択するという一連の流れはまさに情報処理です.
コンピュータの出現は,この情報処理を効率化しただけでなく,21世紀になって登場した電子カルテシステムは医療そのもののあり方を変えました.いまでは,診察室の中で,電子カルテの画面を見ながら,医師が患者に病状を説明する姿はおなじみの光景です.かつて,カルテが紙であった頃,このような光景があったでしょうか.
それだけではありません.情報通信技術の進歩は医療を病院の中だけではなく地域にまで広げようとしています.病院と病院,あるいは病院と診療所が通信回線でつながり,患者の情報を共有することによって,地域全体で人々の健康な生活を支えています.
これらは全て医療情報がもたらした医療の変化です.これからは,電子カルテシステムに蓄積された診療情報を有効に活用して,一層,人々の健康な暮らしを応援する時代が必ずやってきます.そのときに最も必要とされるのが,医療情報学科で診療情報の管理や医療に特化した情報処理技術を学んだ専門家です.医療情報学科はそのような人材を育成する日本で初めて創られた学科です.
医療や福祉に関心のある人,新しい知識や技術に関心のある人,論理的に考えられる人,そして前向きに努力できる人,ぜひ私たちと一緒に医療情報のパイオニアとなって未来の医療を切り拓いていきませんか.

2015年4月29日水曜日

君の志は何ですか

「医療には怖いイメージがある」と高校生は書いた.「怖い」んだ.気づかなかった.どうやってそのイメージを払拭すればいいのだろう?


ビジュアルで,わかりやすくて,興味を引くような何か.

2015年4月28日火曜日

協同・競争・個別の三つの学習構造

協同学習

肯定的な相互交流を含んでいる.学生はグループ全体の目標達成に向けて自分自身の成績を上げるために努力をするが,同時にグループの学習仲間の成績も上がるようにお互いに励ましあう.

競争学習

学生が自分自身の成績を高め,クラスメイトに負けないように強く意識している学級環境で見られる.

個別学習

完全習得学習に似ており,学習仲間同士の相互作用はない.つまり,学生は自分自身の成績を高めることにのみ集中しており,他者は関係ないものとして無視する.

引用:協同学習の技法.p14

dcm4cheeをWindowsのサービスにする

EHRがWindows Updateのたびに再起動され,バッチで動かしていたdcm4cheeサーバが停止していた.そこで,EHRにログインしてdcm4cheeのバッチファイルを起動するのだが,ポート8080が既に使われているというエラーが出て起動できない.原因は,pentahoである.これもtomcatで8080を使用している.だったらpentahoを起動させないようにすればよいのだが,サービスを見てもそれらしきは見つからない.いったいどこで起動しているのか・・・.これは今後の課題として,さしあたりpentahoのポート番号を8081に変えることに.ポート番号はC:\pentaho\biserver-ce\tomcat\conf\server.xmlで設定していたので該当する部分を修正した.次に,dcm4cheeのサービス化.install_service.bat(C:\apps\dcm4chee-2.18.0-mysql\bin)でサービスを登録して(install_service.bat server)サービスを起動すると「The LoadLibrary function failed for the following reason: LoadLibrary は有効な Win32 アプリケーションではありません。」というエラーメッセージが出てサービスが起動しない.いろいろなサイトを見てどうやらJavaService.exeに原因があるらしいところまでは突き止めた.JavaService.exeはjavaアプリケーションをサービスにするツールらしい.オリジナルに添付されているJavaService.exeとOSあるいはjreとの関係(相性)に問題があるようだ.使用しているOSはWindows Server 2008 64bitで,jreは32bitのversion1.8.0_31.とにかくJavaService.exeを替えてみることにした.OW2のサイトからJavaService-2.0.10.zipをインストールして解凍して得られたJavaService.exeを置き換えるとサービスが登録できた.

2015年4月27日月曜日

協働学習の教育原理

教師は自分が学んだことを学生に「話す」,つまり自分の知識を効率的かつ正確に学生に「伝えられる」と考えがちです.しかし,既成の知識を学生に「伝える」ことなどできない,ということは明らかである.むしろ,学生は積極的に関連付けながら学び,学んだ内容に意味を見い出さなければなりません(協働学習の技法 P9)
誤解している教員の何と多いことか.特に経験の浅い教員に多く見られる.何でも「教えよう」とする.一種のパターナリスムだ.

学習とは関連づけである・・・心的な関連づけは,今まで分離していた二つの概念が関連していることに気づく「アハー体験 ah experience」や,学問の抽象的な概念と日常の具体的な経験とが関連していることに気づいたときの満足として表れます.・・・重要なことは,自分自身にとっての学びを深めるためには,学習者は積極的に関連づけをしなければならない,ということです.(協働学習の技法 P9)
教科書に書いてある抽象的な概念をたとえ話もつけず説明しただけでは無意味だ,ということである.重要なことは日常の経験とリンクさせること.教師がすべきことはそれだけだ.自分の知識をひけらかすことでもなければ,無味乾燥な専門用語を押し売りすることでもない.
学生がなにを学ぶかは,これまで考えられていた以上に,学生が既になにを学んでいるかに依存します.あることを学ぶとき,ある程度,その背景を知っている方が,全く新しいものや見慣れないものを学ぶよりも簡単に学ぶことができます.
ということはカリキュラムを構成するとき無駄を省くために同じ内容は1か所(一つの講義)でしか教えないというのは愚の骨頂ということだ.
活用せず,確かめず,ほかのものと関連づけないで,単に覚えたアイディア,つまり活性化していないアイディアには気をつけなさい.
学生はよく,新しくならった専門用語を覚えるのが大変だ,ということがある.彼らは教育の「銀行モデル」に毒されている.これまでの教育がただひたすら暗記することだけに重きを置いていた弊害だ.覚えるのではなく関連づけなさい.あなたがすでに持っている知識と関連づけなさい.たとえば・・・・といった励ましが必要だ.
ある人は,優秀な学生が劣った学生と相互作用するのは,既に知っている内容を説明するので,優秀な学生にとっては時間の浪費でしかない,と主張するかもしれません.しかしながら多くの事実から,仲間に伝えることは,自分の考えを他者に伝えるために,自分の考えをまとめ直したり,説明することが必要となり,その中で多くのことを学んでいることが示されています.
これはラーニングピラミッドでも説明されていることだが,多くの優秀な学生にはなかなか受け入れがたいことのようだ.しかし,いったんこの事実を理解すると,彼はきっとこのやり方の虜になるだろう.問題はどうやってそこまで持っていくかだ.